上映会
島 洋一監督のサポートによりグクルの森で作品上映会を行うことになりました。
島監督の作品は「生きる力」がすべてに感じられ、新作、旧作交えトークライブによりドキュメントの世界へ導いてくれます。
与那国島から石垣島の高校に闘牛とともに入学した嘉那原兄弟のドキュメント映画
第17回福岡アジア映画祭日本代表作品 第8回長岡アジア映画祭日本代表作品
第13回多摩シネマフォーラム正式上映作品
映画は嘉那原(かなはら)兄弟、敞(たかし)と聡(さとし)が与那国町の中学校を卒業後、石垣市の八重山農林高等学校へ闘牛と一緒に進学したところから始まる。愛牛・宇良部花形(うらぶはながた)の世話、闘牛大会で勢子(せこ)もしながら高校生活を送っていく。県高等学校文化祭で演じられた伝統芸能・与那国の棒踊りも見応えのある一場面。台湾国境に近い地理的な位置関係、海に囲まれた八重山の自然、風景や日常生活の様子もまじえ、高校を卒業し、島を出て行くまでをカメラは収めている。
・・・島 洋一 監督 2003年作品
島 洋一 (映画監督1967年生まれ山口県出身・2003年9月のノート)
今から8年前、与那国島から二人の兄弟、タカシとサトシが闘牛を引き連れて牛とともに石垣島の高校に入学した。
私は、彼らが中学時代からの知り合いで二人とも幼少の頃から親たちと一緒に畜産や農作業を行っており、かつての日本中にいた力強く目の輝いた魅力的な少年たちだった。
彼らと出会ってから3年間、写真で二人を追っていたが、高校生活最後の一年間は、写真だけでなく映像でも記録に残したいという想いからビデオカメラで学校生活から愛牛を育てる模様、闘牛大会から私生活までカメラで収め今年の春、一本の作品としてようやく完成した。
4月に石垣島での上映を皮切りに与那国島、竹富島と八重山上映を行い、7月には「福岡アジア映画祭」に日本代表作品として選ばれ、その後、私の郷里である山口県宇部市で上映会も行い、最近では新潟県の「長岡アジア映画祭」でも好評を博した。
上映会を通して観客の反応を見ると、多くの観客が彼らの生きざまに圧倒され、今時このような高校生がいたことに改めて感激し、涙を流す観客までいた。
今の時代、やりたいことや目標が見つからず、人生を無為に過ごしている若者が多い中、本当に彼らはやるべきことを一生懸命取り組んでいた。
観客の多くが共感するのは、その部分であろう。私も彼らに負けぬようこの作品を持って多くの場所で上映し、一人でも多くの人に彼らの魅力を伝えていくつもりだ。
来月には静岡での上映も決まっているが、沖縄本島や宮古島での上映は現時点では未定。沖縄の島々で上映することが目標。
作品のキャッチコピーに書いてある「癒しよりも、元気をあげる!」作品なので興味をもたれた方は、ぜひご覧になって元気になって劇場を出てもらえることを願っている。